横森理香よこもりりか
エッセイスト[日本]
1963年 5月19日 生 (満61歳)
横森 理香(よこもり りか、1963年5月19日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。
略歴=
1963年、山梨県生まれ。
父は美術教師、母は国語教師。
高校1年生までを山梨県で過ごす。
父の死後、母の転勤に伴い東京都へ移り、高校2年生から明星学園高等学校に編入。
多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科広告映像デザインコース卒業。
2年間のニューヨーク滞在を経て、1992年に『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で小説家デビュー。
1994年に刊行された『ぼぎちん』はバブル時代を描き切った作品として高い評価を得る。
その後も様々なジャンルの作品を発表し続けている。
エピソード=
福田和也は『ぼぎちん』を極めて高く評価している。
バブル時代と切り結び得た稀有な作品として村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』、田中康夫『オン・ハッピネス』と共に『ぼぎちん』を挙げており(『皆殺し文芸批評』)、文庫化の際は解説を執筆し「『ぼぎちん』を読むことは、今の日本で、あるいは世界で体験しうる、数少ない、掛け値なしの幸福であり、奇跡だ」と記した。
また『作家の値うち』では87点をつけ、「『ぼぎちん』一作で横森理香の名前は文学史に記憶されることだろう。
」と評した。
文化庁による「現代日本文学の翻訳・普及事業」の選定作品に『ぼぎちん』が選ばれたのも、選定委員であった福田の強力な推挙によるものとみられる。
『ぼぎちん』は横森の実体験を ……
横森理香さんが誕生してから、61年と187日が経過しました。(22467日)