岩松了いわまつりょう
劇作家、俳優[日本]
1952年 3月26日 生 (満72歳)
岩松 了(いわまつ りょう、1952年3月26日 - )は、日本の劇作家で、演出家、俳優としても活動している。
長崎県東彼杵郡川棚町出身。
長崎県立川棚高等学校卒業、東京外国語大学外国語学部ロシア語学科中退。
その作風から、日本のチェーホフと称されている。
概説=
東京外国語大学演劇部やオンシアター自由劇場で演劇を始め、大学中退後は劇団東京乾電池で活動する。
1986年に、10年近い無自覚な演劇生活を振り返り、一本好き勝手に書いて演劇は辞めると決意して発表した戯曲『お茶と説教:無関心の道徳的価値をめぐって』が高い評価を得る[注 6]。
1989年に発表した『蒲団と達磨』で岸田国士戯曲賞を受賞し、劇作家としての地位を確立した。
1993年に『こわれゆく男』と『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、1998年に『テレビ・デイズ』で読売文学賞、2018年に『薄い桃色のかたまり』で鶴屋南北戯曲賞を受賞した。
また、1998年に劇映画『東京日和』で日本アカデミー賞優秀脚本賞、2018年には兵庫県文化賞も受賞している[注 7]。
作家等としての活動=
岩松了さんが誕生してから、72年と293日が経過しました。(26591日)