武双山正士むそうやままさし
相撲力士[日本]
1972年 2月14日 生 (満52歳)
武双山 正士(むそうやま まさし、1972年2月14日 - )は、茨城県水戸市出身(出生地は勝田市、現在のひたちなか市)で武蔵川部屋に所属した元大相撲力士。
本名は尾曽 武人(おそ たけひと)。
最高位は東大関。
身長184 cm、体重177kg。
現在は年寄・藤島、得意手は突き、押し、突き落とし、巻き落とし、左四つ。
趣味は釣り。
独身。
来歴=
アマチュア時代=
父親の尾曽正人(以下、父と表記)は茨城県相撲連盟理事長というアマチュア相撲の大御所でありアマチュア選手として国体に11回出場した経験も持っている。
息子である尾曽武人(以下、角界入りまで尾曽と表記)が後に冠した四股名「武双山正士」の下の名前の由来は父の名前にある。
尾曽は元々相撲ではなく魚釣りやソフトボールを好んでいた。
小学4年生の時に父に「相撲を教えてほしい」と頼んだ際は熱意の程を確かめたいと思った父から「腕立て伏せ30回毎日やり通したら教えてやる」と条件を出され、1か月やり通した尾曽は指導を受けることを許された。
そうして父が指導の手腕を振るう「水戸尾曽相撲道場」においてその薫陶を受ける生活が始まり、まず自宅の庭には15尺土俵が、その側に檜製の鉄砲柱が用意された。
稽古を始めてからほどなく、県内のわんぱく相撲大会に出場した尾曽はきわどい判定の末に1回戦で敗退してしまう。
納得できなかった尾曽は自分の勝ちであるはずと不服を漏らしたが、父は毅然と「勝った ……
武双山正士さんが誕生してから、52年と281日が経過しました。(19274日)