杉本英世すぎもとひでよ
プロゴルファー[日本]
1938年 2月16日 生 (満86歳)
杉本 英世(すぎもと ひでよ、1938年2月16日 - )は、静岡県田方郡小室村(現・伊東市)出身のプロゴルファー。
息子の英樹もプロゴルファー。
人物=
父は伊東湾から大島の間を漁場としていた漁師で、イカ釣りやキンメダイ漁で生計を立てていた。
杉本も5歳から海に入り、水の怖さを教えられた後は、魚を銛で突くのが日課になる。
中学生の頃にはブダイやイセエビをバケツ一杯に捕ったほか、サザエやアワビも食べて育った。
3日置きに風呂の水を汲みに行く仕事もあり、天秤棒に通した2つの水桶を担いで、高低差300mの急斜面を3往復した。
当時の子供達の遊び場は川奈ホテルGCであり、杉本も木箱の底に竹で2本そりをつけて、斜面を滑り降りる芝そりを楽しんだ。
中学進学後は川奈でキャディのアルバイトも始め、伊東高校時代は並外れた体格であらゆるスポーツを手掛ける。
ソフトボールでは80メートルもかっ飛ばし、リレー走では5人抜きを演じ、柔道は始めて8ヶ月で黒帯を取得。
野球は当時毎日オリオンズの選手兼任監督であった別当薫からプロ入りを勧められるほどであったが、卒業後は川奈ホテルに就職。
ホテル業の研修を受けながらプロゴルファーを目指し、玄関のベルボーイ、フロアの清掃係でワックスがけ、客室係でベッドメーキング、夜警の4種類をやらされた一方で、初めて18ホールを回れるようになった。
練習はキャディハウスのあった大島コースがもっぱらであったが、富 ……
杉本英世さんが誕生してから、86年と291日が経過しました。(31703日)