新井規矩雄あらいきくお
プロゴルファー[日本]
1943年 12月11日 生 (満80歳)
新井 規矩雄(あらい きくお、1943年12月11日 - )は、埼玉県出身のプロゴルファー。
日高カントリークラブ所属。
経歴=
生家は西武秩父線正丸駅から歩いて10分ほどのところにあり、新井家は広大な山林を所有して林業を営んでいた。
家業は高度成長期の追い風に乗り順調で、新井も中学校に入ると自ら父に申し出て、家業を手伝うようになる。
3歳違いの姉と妹がおり、11歳下の弟が生まれたばかりの新井が「俺も山に行く」というと、父は手製の卵焼きの入った弁当を持って、新井をバイクの後ろに乗せて現場に行った。
現場では十分な戦力になっており、木に梯子を掛けて最初の枝に掴まるとスイスイ上っていき、枝を落としたら隣の木の枝に乗り、鎌を使って下刈りなどの作業をした。
幼少期はひ弱な少年であったが、大自然の中でたくましく育っていき、新井家の所有地内にあった川に仕掛けを作ってウナギやヤマメを捕りまくった。
枝を尻に敷いて斜面を滑り下りたり、竹を切ってきて弓を作って矢を飛ばしたり、ゴム鉄砲でもよく遊んだが、「やるな」と大人から禁じられることを片っ端からやるため、復員してきたばかりの父親からはよく殴られて蔵に入れられたこともあった。
小学5年時には白黒テレビを所有するなど裕福な家で、金曜日の夜8時になるとテレビを表に出し、力道山とシャープ兄弟が闘うプロレス中継を見るために、近所から約30人が集まった。
何不自由ない少年時代を送 ……
新井規矩雄さんが誕生してから、80年と359日が経過しました。(29579日)