松井今朝子まついけさこ
作家、歌舞伎評論家[日本]
1953年 9月28日 生 (満71歳)
松井 今朝子(まつい けさこ、1953年9月28日 - )は、日本の小説家、脚本家、演出家、評論家。
経歴=
1953年、京都・祇園にある料亭の娘として生まれる。
聖母学院中学高等学校、早稲田大学第一文学部演劇学科卒業。
早稲田大学大学院文学研究科(演劇学)修士課程修了後、松竹株式会社に入社。
歌舞伎の企画・制作に携わる。
松竹を退職後フリーとなり、武智鉄二に師事して、歌舞伎の脚色・演出・評論などを手がけるようになる。
1997年、『東洲しゃらくさし』で小説家としてデビュー。
同年に『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞を受賞。
この作品は2000年に、市川團十郎、新之助の出演でTV化された
主張・エピソード=
選択的夫婦別姓制度に賛成。
「別姓にしたくらいで崩壊するような情けない家庭なら、さっさと別れちまったほうがまし」と述べる。
受賞歴=
太字は受賞
1997年 『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞受賞
1999年 『幕末あどれさん』で第20回吉川英治文学新人賞候補
2001年 『奴の小万と呼ばれた女』で第22回吉川英治文学新人賞候補
2002年 『一の富』で第23回吉川英治文学新人賞候補
2002年 『非道、行ずべからず』で第127直木三十五賞候補
2003年 『似せ者』で第128回直木三十五賞候補
2006年 『家、家にあらず』で第59日本推理作家協会賞候補
2007年 『吉原手引草』で第137回直木三十五賞受賞
2019年 『芙蓉の干城』で第4回渡辺淳一文学賞受賞
作品リスト=
小説=
『東洲しゃらくさし』(1997年、 ……
松井今朝子さんが誕生してから、71年と54日が経過しました。(25987日)