石川喬司いしかわたかし
作家、評論家[日本]
1930年 9月17日 生 (満94歳)
石川 喬司(いしかわ たかし、1930年9月17日 - 2023年7月9日)は日本の作家、評論家。
愛媛県出身。
略歴=
愛媛県伊予三島市(現・四国中央市)出身。
曾祖父は松山藩主の剣道御指南番。
幼稚園から中学時代までを新居浜市で過ごす。
戦時中は、住友の化学工場に学徒動員していた。
旧制愛媛県立松山中学校(現・愛媛県立松山東高等学校)を経て旧制第六高等学校に進み、旧制高校時代は織田作之助や太宰治に傾倒し、詩やエッセイを発表。
東京大学文学部仏文学科に進み、渡辺一夫や鈴木信太郎に師事し、飯島耕一や東野芳明、村松剛、栗田勇らと同人誌『カイエ』を作る。
1953年大学を卒業し、同年、毎日新聞社に入社。
新聞記者・『サンデー毎日』編集者の傍ら文筆生活に入る。
日本初めての本格的SF評論家として盛んに評論活動を行い、1963年3月5日、福島正実、星新一、小松左京ら10人と共に日本SF作家クラブを設立。
また、あわせてミステリ評論も行った。
出版局編集次長を経て、1971年に毎日新聞社を退社。
1978年、『SFの時代』により日本推理作家協会賞受賞。
SF作家としても活動し、代表作に自らの悲惨な戦争体験に基づく「魔法つかいの夏」がある。
1979年には東京大学にて「文学と時間」と題する講義をおこない、日本の大学における最初のSF講座として話題を呼んだ。
このほか、NHKでレギュラー番組を持っていた事もある。
競馬にも造詣が深く、競馬評論家としても ……
石川喬司さんが誕生してから、94年と65日が経過しました。(34399日)