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あまんきみこ

児童文学作家[日本(満州)]

1931年 8月13日 生 (満93歳)

あまん きみこ(本名(旧姓):阿萬 紀美子(読み同じ)、1931年〈昭和6年〉8月13日 - )は、日本の児童文学作家。
来歴・人物= 旧満洲撫順市に生まれる。
父は宮崎県出身で南満州鉄道(満鉄)系列会社の社員だった。
あまんは一人娘で、祖父母や叔母も含めて満鉄の社宅で暮らした。
小学校入学時は新京(現在の長春市)在住だったが、当時は病弱だったという。
小学3年生の時に大連市に移り住み、(病弱だった新京時代に対し)「私の記憶には大連の日々しかありません」と述べている。
その一方、病床で家族から民話・寓話の語りを聞いたり本を読んだことがきっかけで「窓から空を眺めながら、空想でお話を作ることが好きでした」とも述べている。
2020年に刊行した絵本『あるひあるとき』は満州時代の体験がモチーフとなっている。
1944年に進学し、大連神明高等女学校(中国語版)2年生のときに終戦を迎える。
当時父は出征中(祖父はすでに死去)で女性ばかりの家族は、ソ連軍占領下の大連で2年近くを過ごす。
身の安全のため家族は頭髪を刈り上げ、あまんは男子の制服を借りて着たという。
1947年3月に一家で大阪に帰国し、大阪府立豊中高等女学校(在学中に大阪府立桜塚高校と改称)に編入し、同校を卒業する。
乳癌に罹患した母があまんの将来を案じたために19歳で婚約した。
母はその翌日に死去(1950年)。
20歳の時に結婚して、夫の転勤に伴い東京に移住した。
そ ……

あまんきみこさんが誕生してから、93年と101日が経過しました。(34069日)

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