生年月日データベース

藤井克彦ふじいかつひこ

映画監督[日本]

1934年 12月20日 生 (満89歳)

藤井 克彦(ふじい かつひこ、1934年12月20日 - 2023年10月28日)は、日本の映画監督。
広島県広島市平野町(現・中区)出身。
経歴= 1945年8月6日の広島の原爆投下時は、広島市郊外の国民学校にいて被爆は免れたが、幼い目で"ピカドン"を目撃し、大きなショックを受ける。
作品にはうかがえないが、原爆の切実な体験は創造行為のテーマとして結実できないか、という自問自答を持ち続けた。
終戦後、東京自由が丘の本籍地へ移る。
目黒区立緑ヶ丘小学校卒業後、新制中学校の第一期生として、目黒区立第十一中学校に入学。
実家の近くにあった映画館「南風座」などで活劇ほかに親しむ。
東京都立小山台高校~1958年慶應義塾大学文学部卒。
同年日活本社に入社。
8月に撮影所の助監督試験を受け、日活撮影所助監督部に入社、第5期の助監督になる。
同期は、長谷部安春、蔵原惟二、斎藤光正ら7人。
蔵原惟繕監督の『われらの時代』、森永健次郎監督の『潮騒』、マキノ雅弘監督の『日本侠客伝』などにつく。
1971年8月、日活の製作一時中止、11月からのロマンポルノ路線、監督若返りで監督に昇進。
当時転職も考えていて、多少の躊躇はあったが、監督デビューする。
監督処女作『OL日記・牝猫の匂い』は、「ある種の青春映画」のつもりで作ったが、いきなり、山口清一郎監督の『恋の狩人・ラブハンター』、近藤幸彦監督『愛のぬくもり』、梅沢薫監督『女高生芸者』と共に警視庁保安一 ……

藤井克彦さんが誕生してから、89年と350日が経過しました。(32857日)