林真須美はやしますみ
死刑囚[日本]
(和歌山毒物カレー事件で4人が死亡)
1961年 7月22日 生 (満63歳)

和歌山毒物カレー事件(わかやまどくぶつカレーじけん)とは、1998年(平成10年)7月25日に日本の和歌山県和歌山市園部で発生した毒物混入・無差別殺傷事件で、和歌山カレー事件とも呼ばれることがある[8]。
事件の被告人として起訴された林 眞須美(はやし ますみ)は2009年(平成21年)5月19日に死刑が確定した[9][10]。
一方で冤罪疑惑がしばしば指摘されており(後述)、2025年6月時点で再審請求が和歌山地裁により受理されている[11]。
事件の概要=
本事件は、1998年(平成10年)7月25日夕方に和歌山県和歌山市園部地区で開催された夏祭り[注 1]において、提供されたカレーライスに毒物が混入されていたことから、67人が急性ヒ素中毒となり、うち4人が死亡した毒物混入・無差別殺傷事件である[注 2][15]。
現場の近所に住んでいた主婦の林 眞須美(以下「眞須美」という)が被疑者として逮捕され、カレー毒物混入事件・保険金殺人未遂事件・保険金詐欺事件の合計9件で起訴された[4]。
被告人となった眞須美は刑事裁判で無罪を訴えたが、第一審の和歌山地裁で死刑判決を受け[16]、控訴・上告も棄却されたため、2009年(平成21年)5月19日に最高裁判所で死刑が確定[9][10]、眞須美は戦後日本で11人目の女性死刑囚となった。
2020年(令和2年)9月27日時点で、眞須美は死刑囚(死刑確定者)として大阪拘置所に収監されている。
冤罪の可能性を指摘する声もあり、眞須美は事件から25年となる2023年(令和5年)7月 ……
林真須美さんが誕生してから、63年と343日が経過しました。(23354日)