鳥海永行とりうみひさゆき
アニメーション監督、作家[日本]
1941年 10月29日 生
2009年 1月23日 死去心不全享年69歳
鳥海 永行(とりうみ ひさゆき、1941年10月29日 - 2009年1月23日)は、日本のアニメーション監督、演出家、小説家。
神奈川県伊勢原市出身。
中央大学法学部政治学科卒。
人物=
アニメーションの監督として、その演出は非常にシャープで完成されたものであり、同じアニメ監督の押井守に強い影響を与えている。
押井は鳥海のことを「師匠」と公言している。
「演出家であろうがアニメーターであろうが、やりたい奴にやらせてはいかん。
こっちがやらせたい奴にやらせろ」というのが持論で、押井も参考にしているという。
そのため、「やりたい」と自ら手を上げる人間よりも彼自身が「こいつは才能がある」と思う人間を重視し、そうではない人間は早々に切っていたという。
また、「誰もがものをいえない場では、最初に声を発した者の勝ち」や「自分から辞めるな」、「勝てない勝負は早々に逃げ出せ」などの教えも役に立ったという。
押井が監督として一本立ちすると、その後は弟子といえども一切口を出さなかった。
タツノコプロやスタジオぴえろを拠点に活動し、テレビアニメの演出家として、『科学忍者隊ガッチャマン』、『ニルスのふしぎな旅』、幼児向け教育アニメの『しましまとらのしまじろう』など、数多くの作品を手掛けた。
また、1983年に押井守と共同で監督したアニメ『ダロス』は、世界初のOVA (オリジナルビデオアニメーション)作品となった。
タツノコプロでは ……
鳥海永行さんが誕生してから、83年と23日が経過しました。(30339日)
亡くなってから、15年と302日が経ちました。(5781日)
24558日間 生きました。