井土紀州いづちきしゅう
映画監督、脚本家[日本]
1968年 4月25日 生 (満56歳)
井土 紀州(いづち きしゅう、1968年4月 - )は日本の映画監督・脚本家。
経歴=
1968年(昭和43年)、三重県北牟婁郡海山町(現・紀北町海山区)生まれ。
松阪高校、法政大学文学部卒業。
大学在学中に上映団体「シアター・ゼロ」に所属、さまざまな映画上映の企画運営に関わる。
大学卒業後は、アテネ・フランセ文化センターで映写技師として働きながら、キュレーターだった安井豊に師事し、企画運営にも携わる。
1993年、新しい映画作家を特集した「新・日本作家主義列伝」という企画で、ピンク四天王(瀬々敬久、佐野和宏、サトウトシキ、佐藤寿保)や河瀬直美らの紹介に関わった。
監督として=
1992年、法政大学在学中に松阪高校時代からの仲間である吉岡文平と『第一アパート』を製作、東京学生映画祭において崔洋一に絶賛され、特別賞を受賞。
監督デビュー作となる『百年の絶唱』は、1997年に東京国際映画祭で上映された後、1998年に渋谷ユーロスペースでレイトロードショー公開され、僅か8日間の上映にもかかわらず、およそ1,000人もの観客を動員。
以後も全国主要都市や海外でも上映されることになった。
また、この映画を製作中に吉岡文平らと映画製作集団「スピリチュアル・ムービーズ」を立ち上げる。
2005年に公開されたドキュメンタリー映画『レフト・アローン』では、インタビューを中心に日本の戦後左翼史を検証。
2007年公開の『ラザロ-LAZARUS-』三部作では格差社会 ……
井土紀州さんが誕生してから、56年と210日が経過しました。(20664日)