津村節子つむらせつこ
作家[日本]
1928年 6月5日 生 (満96歳)
津村 節子(つむら せつこ、1928年(昭和3年)6月5日 - )は、日本の小説家。
本名は吉村 節子(よしむら せつこ、旧姓北原)。
日本芸術院会員、文化功労者。
福井県福井市生まれ。
1965年「玩具」で芥川賞、1990年『流星雨』で女流文学賞、1998年『智恵子飛ぶ』で芸術選奨文部大臣賞、2003年「長年にわたる作家としての業績」で恩賜賞・日本芸術院賞受賞。
同年日本芸術院会員となる。
2011年「異郷」で川端康成文学賞受賞。
ふるさと五部作に『炎の舞い』、『遅咲きの梅』、『白百合の崖』、『花がたみ』、『絹扇』がある。
夫も小説家の吉村昭。
略年譜=
1928年6月5日 - 福井県福井市佐佳枝中町(現在の順化1丁目)に生まれる。
父北原芳司(長野県出身)、母とよ(埼玉県出身)の次女。
姉妹は6歳上の姉淑子、3歳下の妹和枝の三姉妹。
父は松文産業福井出張所所長で絹織物「丸マ」商店も経営。
1935年4月 - 福井市栄冠幼稚園から順化尋常小学校(現・福井市順化小学校)に入学。
1939年4月 - 東京へ転居。
病弱な津村の健康の事や姉妹たちの進路の事を考慮しての父の決断であった。
父芳司のみ福井県大野郡勝山町に単身で残った。
1941年4月 - 高田第五尋常小学校(現・豊島区立目白小学校)を経て、東京府立第五高等女学校(現・東京都立富士高等学校)に入学。
1945年、戦時特例により4年生で繰り上げ卒業するまでの間に勉強できたのは3年余りで、農場作業、勤労奉仕や学徒 ……
津村節子さんが誕生してから、96年と169日が経過しました。(35233日)