安西篤子あんざいあつこ
作家[日本]
1927年 8月11日 生 (満97歳)

安西 篤子(あんざい あつこ、1927年8月11日[1] - )は、日本の小説家。
人物=
兵庫県武庫郡須磨村(神戸市須磨区)[1]村雨町生まれ。
父は福島県出身で横浜正金銀行に勤務した安西政一郎[1][2]。
母は東京都の出身[2]。
妹に作家の杉本晴子がいる(本項に記述)。
生後間もなく父の勤務でドイツに渡り[1]、1933年まで在住した[1]。
ドイツ滞在中、ベルリンで群衆の歓呼に応えるアドルフ・ヒトラーを目撃する(「あの日、ヒトラーを見た私」新潮社「波」2021年5月号)。
帰国後の1935年、再び父の転勤で中国へ渡り[1]、青島高等女学校を経て1941年に帰国[1]。
1945年神奈川県立横浜第一高等女学校(現・神奈川県立横浜平沼高等学校)卒[1]。
1946年冨中暁と結婚[1]、長女、長男を儲ける[1]。
1953年中山義秀に師事して小説を書き始め[1]、1965年『張少子の話』で直木賞[1]。
1972年離婚[1]。
1991年十数年連れ添った恋人を失う[1]。
1993年『黒鳥』で第32回女流文学賞を受賞した[1]。
受賞歴=
1965年 『張少子の話』で第52回直木賞[1]
1993年 『黒鳥』で第32回女流文学賞[1]
1994年 神奈川文化賞[1]
著作=
『張少子の話』文藝春秋新社 1965
『恋愛ミニ講座』山梨シルクセンター出版部 1970 「愛のミニ講座」集英社文庫
『一生を利口な嫁で過ごすために わがまま気ままなお嬢さん読本』日本文芸社 1973
『愛 愛しかた愛されかた』ロングセラーズ 1974
『銀の橋』旺文社 1976
『女人紋様』読売新聞社 1976 -旺文社文庫 198 ……
安西篤子さんが誕生してから、97年と325日が経過しました。(35754日)