山下和仁やましたかずひと
ミュージシャン[日本]
1961年 3月25日 生 (満63歳)
山下 和仁(やました かずひと、1961年3月25日 - )は、日本のクラシック・ギタリストである。
略歴=
1961年長崎県長崎市に生まれ、幼い頃から父山下亨にギターを学ぶ。
16歳の時にラミレス(スペイン)、アレッサンドリア国際(イタリア)、パリ国際(フランス)の世界三主要ギター・コンクールにいずれも史上最年少で1位となる。
通常のクラシック・ギターのレパートリーのみならず、超絶技巧を駆使したオーケストラ作品の編曲でも知られ、ヴィヴァルディ「四季」(ジャズギタリストであるラリー・コリエルとのデュオ)、ストラヴィンスキー「火の鳥」、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータや無伴奏チェロ組曲、リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」などをギター独奏に編曲、特にムソルグスキーの「展覧会の絵」(ドイツ・レコード賞受賞)の全曲演奏が知られている。
その音楽性とテクニックは作曲者にもインスピレーションを与え、「アストラル・フレイクス」(渡辺香津美)、「天馬効果」(吉松隆)など多くのオリジナル作品が彼に捧げられている。
近年は藤家渓子の作品に加え、アジアの新進作曲家のオリジナル曲の紹介に力を入れている。
また、妹山下尚子とのデュオも高い評価を受けているほか、子ども3人との合奏も始めた。
主なコンクール歴=
(課題曲および自由曲は ……
山下和仁さんが誕生してから、63年と241日が経過しました。(23252日)