ヘレナ・スコバHelena Sukova
プロテニス選手[チェコスロバキア]
1965年 2月23日 生 (満59歳)
ヘレナ・スコバ(Helena Suková, 1965年2月23日 - )は、チェコスロバキア・プラハ出身の元女子プロテニス選手。
4大大会の女子シングルスで4度の準優勝があり、全豪オープンで2度、全米オープンで2度ずつの準優勝に終わった。
オリンピックでも、1988年ソウル五輪と1996年アトランタ五輪で2個の女子ダブルス銀メダル獲得がある。
当時のチェコスロバキアでも名門のテニス一家に育ち、母親のベラ・スコバ(1931年 - 1982年)も1962年のウィンブルドン準優勝の経歴を持つ名選手だった。
父親のシリル・スーク(Cyril Suk)は長年「チェコスロバキア・テニス連盟」の会長を務めた人である。
弟のシリル・スーク3世(シリル・スーク・ジュニアとも呼ばれる)もプロテニス選手で、ダブルスのスペシャリストとしてよく知られている。
来歴=
母親のベラ・スコバが1982年5月13日に死去した後、娘のヘレナは1983年1月にプロ入りした。
1984年、当時は年末の12月開催であった全豪オープンで、スコバは準決勝でマルチナ・ナブラチロワを 1-6, 6-3, 7-5 で破る大金星を挙げた。
この当時、全盛期にあったナブラチロワは前年の1983年ウィンブルドンから1984年全米オープンまで前人未到の4大大会「6連勝」と、シングルス「74連勝」を記録中だった。
しかし、このスコバ戦の敗北により、ナブラチロワは1984年度の“年間”グランドスラムを逃すことになり、2つの大記録がストップしてしまう。
こうして4大大会シングルス決勝に ……
ヘレナ・スコバさんが誕生してから、59年と284日が経過しました。(21834日)