河内洋かわちひろし
元競馬騎手、調教師[日本]
1955年 2月22日 生 (満69歳)
河内 洋(かわち ひろし、1955年2月22日 - )は、日本中央競馬会(JRA)に所属する調教師、元騎手。
概要=
1974年に中央競馬でデビュー。
関西新人賞を受賞するなど早くから頭角を現し、1980年には全国リーディングジョッキー(年間最多勝利騎手)となる。
以後1985年、1986年と三度その座に就いた。
短距離路線整備の黎明期にマイルGI競走で3勝を挙げたニホンピロウイナー、中央競馬史上初の牝馬三冠馬メジロラモーヌ、「アグネス一族」と称された母仔三代にわたる4頭のクラシック優勝馬など数々の活躍馬の手綱をとり、2000年には史上5人目の五大クラシック完全制覇を達成。
2001年には史上3人目、関西所属騎手としては史上初の通算2000勝を達成した。
2003年に騎手引退。
JRA通算成績は14940戦2111勝、うちGI競走22勝を含む重賞134勝。
通算勝利数は引退時点でJRA史上第2位の記録であった。
2014年、JRA騎手顕彰者に選出。
2005年より栗東トレーニングセンターで調教師として開業。
来歴=
生い立ち=
1955年、公営・長居競馬場(大阪府大阪市)所属の調教師・河内信治の次男として生まれる。
幼少のころ長居が閉鎖されて信治は活動の場を春木競馬場に移し、以後洋も同場で厩舎作業の手伝いをしながら育つ。
中学2年生の頃からは調教騎乗も担当し、馬の調教を終えてから学校へ行くことが日課となった。
河内の親類は全国各地で競馬に携わっており、夏休みに浦和競馬場を訪れた際には南関東競馬で ……
河内洋さんが誕生してから、69年と273日が経過しました。(25475日)