千之赫子ちのかくこ

千之 赫子（ちの かくこ、1934年2月9日 - 1985年6月18日）は日本の女優。
元宝塚歌劇団所属。
本名は若和田 光子（わかわだ みつこ）。
結婚前の旧姓は長尾。
夫は東千代之介。
概要= 1934年、煙草元売業の長尾一郎・安子の長女として京都府京都市伏見区新町に生まれる。
1940年、京都市立伏見板橋小学校入学。
1946年、京都市立伏見板橋小学校卒業。
1949年、東山女子中学校（廃校）を経て東山女子高等学校（廃校）に入学。
1950年、高校を中退し、宝塚音楽学校に入学。
1952年、宝塚歌劇団に入団（39期）。
同期生に朝丘雪路、眞帆志ぶきらがいる。
同年、「アメリカーナ／春の踊り」で初舞台。
宝塚入団時の成績は31人中16位。
1953年より花組所属。
娘役として活動。
1958年8月30日、宝塚歌劇団を退団。
最終出演公演の演目は花組公演「舞踊一代／三つのワルツ」。
映画「蟻の街のマリア」に主演。
以後女優として活動。
赫子の退団を報じる新聞記事が、当時歌舞伎座プロダクションで映画「蟻の街のマリア」を準備していた映画監督五所平之助の目にとまり、主役の北原怜子（マリア）役に起用されることになった。
1958年12月、歌舞伎座プロと契約。
1959年8月、歌舞伎座プロが解散。
以後フリーとなり、主に松竹映画（「愛と希望の街」等）に出演。
1965年11月30日、日本舞踊家・俳優の東千代之介と見合い結婚。
1966年、映画「男の顔は切り札」で千代之介と共 ……