坂口三千代さかぐちみちよ
エッセイスト[日本]
1923年 2月7日 生
1994年 11月2日 死去享年72歳
坂口 三千代(さかぐち みちよ、1923年〈大正12年〉2月7日 - 1994年〈平成6年〉11月2日)は、日本の随筆家。
「無頼派」として知られる小説家・坂口安吾の妻。
旧姓は梶。
長男は写真家の坂口綱男。
来歴・人物=
1923年2月7日、千葉県銚子市に生まれる。
千葉県立銚子高等女学校に通う。
1943年、当時学生であった政治家の子息鈴木正人と結婚し、一女をもうける。
のちに離婚した。
実家は向島で料亭を営む。
1947年3月初め、24歳のとき新宿のバー「チトセ」で坂口安吾と出逢い、毎週水曜日に荏原郡矢口町字安方127番地(現・大田区東矢口)の坂口家に通う秘書となる。
4月に三千代が盲腸炎から腹膜炎となり緊急入院。
一か月間病院で安吾が付きっきりで看病し、退院後も坂口家で養生し続け、そのまま9月頃から結婚生活に入る。
同年10月5日、雑誌『愛と美』(『週刊朝日』25周年記念号)において、安吾が発表した短篇小説『青鬼の褌を洗う女』は、三千代をモデルにしたとされているが、作者の安吾自身は、「『青鬼の褌を洗う女』は、特別のモデルといふやうなものはない。
書かれた事実を部分的に背負つてゐる数人の男女はゐるけれども、あの宿命を歩いてゐる女は、あの作品の上にだけしか実在しない」と語っている。
1953年8月6日、群馬県桐生市にて長男綱男を出産。
同月24日に桐生市役所に綱男の出生届と一緒に夫婦の婚姻届を提出する。
1955年2月17日、夫・安吾が、取材旅 ……
坂口三千代さんが誕生してから、101年と288日が経過しました。(37178日)
亡くなってから、30年と19日が経ちました。(10977日)
26201日間 生きました。