齋藤武市さいとうぶいち
映画監督[日本]
1925年 1月27日 生
2011年 1月 死去享年87歳
齋藤 武市(さいとう ぶいち、1925年1月27日 - 2011年1月)は、日本の映画監督。
埼玉県秩父市出身。
経歴=
1948年早稲田大学文学部卒業後、松竹大船撮影所の脚本養成所に所属した後、助監督として主には小津安二郎に師事する(晩春」「麦秋」「お茶漬けの味」「東京物語」で助監督を務めた。
)
1954年、先輩の西河克己の勧誘を受け、同期の鈴木清順、中平康と共に日活に移籍。
『姉さんのお嫁入り』で監督に昇進した。
小津の弟子らしい格調高い文芸映画を撮り続けたが、興行的にはいまいちだった。
1959年、小林旭主演の「南国土佐を後にして」が大ヒット。
そのヒットをうけて作られた「ギターを持った渡り鳥」も大ヒット。
「渡り鳥シリーズ」としてシリーズ化され、全9作品を監督するなど娯楽映画監督としての地位を確立した。
また『愛と死をみつめて』を大ヒット作品とした。
1970年、フリーになり、東映と契約、緋牡丹博徒シリーズの最終作『緋牡丹博徒 仁義通します』、千葉真一主演の『狼やくざ 葬いは俺が出す』などを監督した。
この間には『子連れ狼 親の心子の心』でも監督を務めた。
その後はテレビドラマを中心に監督を務め、1990年の映画『流転の海』が遺作映画となった。
作品=
映画=
『大草原の渡り鳥』 (1960年)
『ろくでなし稼業』 (1961年)
『愛と死をみつめて』 (1964年)
『青春のお通り 愛して泣いて突っ走れ』(1966年)
『恋のハイウェイ』 (1967年)
姉さんのお嫁入り ……
齋藤武市さんが誕生してから、99年と298日が経過しました。(36458日)