菅原泰夫すがわらやすお
元競馬騎手[日本]
1946年 4月1日 生 (満78歳)
菅原 泰夫(すがわら やすお、1946年4月1日 - )は宮城県出身の元騎手・元調教師。
経歴=
生家はアングロアラブなどを生産している牧場で、父は農業組合の組合長をしていた地域の名士であった。
菅原は九人兄弟の五男として生まれたが、馬が周りにいる環境で育ったにもかかわらず、馬運車に乗って畠の上に放り出された経験から馬が嫌いであった。
元々は機械いじりのような手仕事が好きで、自分の意志で騎手になろうと考えたことはなかったが、体が小さかったために父が騎手にした。
中学2年次の1960年に1歳の仔馬と一緒に単身引越して、東京・茂木為二郎厩舎へ入門。
1961年に馬事公苑騎手養成所に長期講習生として入所し、3年後の1964年に騎手としてデビュー。
同期には嶋田功、松田博資がいる。
1965年にダイヤモンドSをミハルカスで制して重賞初制覇を果たすが、華々しい活躍の目立つ嶋田とは対照的になかなか目立った成績を残せなかった。
菅原は「調教で馬を仕上げることができて、はじめて一人前の騎手」という茂木の教えを信じ、黙々と努力を続けた。
所属厩舎以外の馬にも丁寧に調教をつけ、どんな癖馬でも乗りこなせるよう腕を磨いた。
1972年に通算100勝達成。
1975年にカブラヤオーで皐月賞・日本ダービー、テスコガビーで桜花賞・オークスを制覇。
菅原はテスコガビーの牝馬離れしたスピードやパワーを余すところなく引き出し、桜花賞は大差、オークスは8馬身差とい ……
菅原泰夫さんが誕生してから、78年と234日が経過しました。(28724日)