石橋幸緒いしばしさちお
将棋棋士[日本]
1980年 11月25日 生 (満44歳)
石橋 幸緒(いしばし さちお、1980年11月25日 - )は、元・将棋女流棋士。
日本将棋連盟から女流棋士デビューし、その後LPSA(日本女子プロ将棋協会)設立時に移籍し、LPSA代表理事も務めた(2010年 - 14年)。
日本将棋連盟在籍時の女流棋士番号は33、LPSA在籍時のLPSA番号は10。
東京都小金井市出身。
女流棋士時代は清水市代女流七段門下であった。
将棋界において、女流棋士が棋士・女流棋士の師匠であるのは、清水(師匠)・石橋(弟子)が唯一の事例である(2018年現在)。
人物
生まれつきの腸閉塞で、医者からは「三日もつかどうか」と言われ、四歳までベッドから降りられず、身体的に病弱のため高校まで特別支援学校に通っていた。
養護学校に通っていた9歳のときにたまたま道で見かけた看板が契機になり、後に師匠となる清水市代の父親が当時経営していた将棋教室に通い始めて、頭角を現す。
1993年、当時歴代3位の最年少記録となる12歳10か月で女流棋士となる。
若手の強豪女流棋士として活躍していた時期には、千葉涼子・矢内理絵子と共に、「花の80年生まれ・若手3羽ガラス」と呼ばれた。
→「55年組_(将棋) § 女流棋士の「55年組」」を参照
1999年、第21期女流王将戦で、師匠の清水市代との五番勝負を3勝2敗で制し初タイトル獲得。
弟子が師匠からタイトルを奪ったのは男女合わせて初。
また、2連敗3連勝(●●○○○)でのタイトル奪取は女流タイトル戦では初。
「石橋開 ……
石橋幸緒さんが誕生してから、44年と9日が経過しました。(16080日)