荻野アンナおぎのあんな
作家、フランス文学者[日本]
1956年 11月7日 生 (満68歳)
荻野 アンナ(おぎの あんな、本名:荻野 安奈、 1956年(昭和31年)11月7日 - )は、日本のフランス文学者、小説家。
慶應義塾大学名誉教授。
経歴=
出生名:アンナ・ガイヤールとして神奈川県横浜市中区で育つ。
父はイタリア・スペイン・クロアチアなどの血筋を引くアメリカ人。
母江見絹子は兵庫県明石市出身の画家で、岡本太郎らと交流した。
荻野の文学研究や創作活動には、母親の強い影響があると自認している。
小学校時代に日本へ帰化し、荻野姓となる。
フェリス女学院高等学校、慶應義塾大学文学部仏文科を卒業。
フランス政府給費留学生としてパリ第4大学に留学し、ラブレーを研究する。
慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程満期退学。
慶應義塾大学商学部助手(1987年(昭和62年) - 1995年(平成7年))、慶應義塾大学文学部仏文科助教授(1995年(平成7年) - 2002年(平成14年))を経て、2002年(平成14年)4月より慶應義塾大学文学部文学系仏文学専攻教授。
2022年定年退任、名誉教授。
小説家としては1991年(平成3年)『背負い水』で第105回芥川賞を受賞。
2002年(平成14年)『ホラ吹きアンリの冒険』で読売文学賞を受賞。
2008年(平成20年)『蟹と彼と私』で第19回伊藤整文学賞を受賞。
駄洒落好きとして知られ、ワイドショーのコメンテーターとして駄洒落を連発する他、芥川賞の受賞を報せる電話にも「あ、しょう」と応えた。
2005年(平成17年)には落語家の ……
荻野アンナさんが誕生してから、68年と14日が経過しました。(24851日)