生年月日データベース

カトリン・ドーレKatrin Dörre-Heinig

マラソン選手[東ドイツ]

1961年 10月6日 生 (満63歳)

カトリン・ドーレ・ハイニッヒ(Katrin Dörre-Heinig, 1961年10月6日 - )は、ドイツ(旧東独)のライプツィヒ出身の元女子長距離走・マラソンランナー。
マラソンでは1980年代前半から1990年代後半にかけて長きにわたって活躍。
日本の女子マラソン大会にも何度か出走しており、ゴール後の笑顔がチャーミングで日本からも彼女のファンが多かった。
名前は「デーレ」と表記されることもあった。
経歴= 当初はトラック選手で、1980年には3000m以上の長距離種目で東ドイツ記録を樹立。
1982年にカール=マルクス=シュタット(現・ケムニッツ)で初マラソン(2時間45分54秒)を走る。
1984年1月の大阪女子マラソン(現・大阪国際女子マラソン)で日本のレースに初めて出場する。
彼女の来日に当たっては、日本陸連理事の帖佐寛章が二度にわたって東ドイツに赴き、東ドイツ陸連と出場の交渉に当たった(出典:『マラソンへの憧憬 - 帖佐寛章伝』ベースボール・マガジン社、2008年)。
レース前はまったく下馬評に挙がらなかったが、本番ではロサンゼルスオリンピックの日本女子代表の座を目指し、レース序盤から独走していた増田明美( 日本)を終盤の40.9km付近で逆転し、2時間31分41秒で初優勝を果たす。
ドーレのロサンゼルス五輪代表選出の可能性があったが、東ドイツがロス五輪への参加をボイコットしたため出場できなかった。
同1984年11月の東京国際女子マラソンでも優勝し、その後も日本のレー ……

カトリン・ドーレさんが誕生してから、63年と46日が経過しました。(23057日)