マイケル・オンダーチェMichael Ondaatje
作家[スリランカ→カナダ]
1943年 9月12日 生 (満81歳)
マイケル・オンダーチェ(Michael Ondaatje, OC, 1943年9月12日 - )は、スリランカ生まれのカナダの詩人・小説家である。
来歴=
英連邦王国セイロンのコロンボに生まれ、11歳で母親と共にイギリスに移住。
その後カナダに移り、トロント大学とクイーンズ大学で学んだ。
カナダの市民権を得ている。
1971年から1983年までトロントのヨーク大学で教鞭をとった。
『イギリス人の患者』で1992年の英国ブッカー賞を受賞。
この作品はアンソニー・ミンゲラ監督によって映画化(『イングリッシュ・ペイシェント』)され、第69回アカデミー賞で作品賞・監督賞など9部門を受賞した。
1990年、2000年、2007年の三度、カナダ総督文学賞英語フィクション部門賞(en)を受賞している。
日本語訳作品=
『ビリー・ザ・キッド全仕事』福間健二訳、国書刊行会、文学の冒険、1994.7 / 福間健二訳、白水Uブックス、2017.4
『イギリス人の患者』土屋政雄訳、新潮社、新潮文庫、1999.3
『家族を駆け抜けて』藤本陽子訳、彩流社、1998.3
『バディ・ボールデンを覚えているか』畑中佳樹、新潮社、2000.2
『アニルの亡霊』小川高義役、新潮社、2001.10
『ライオンの皮をまとって』福間健二訳、水声社、フィクションの楽しみ、2006.12
『ディビザデロ通り』村松潔訳、新潮社、新潮クレスト・ブックス、2009.1
『映画もまた編集である――ウォルター・マーチとの対話』吉田俊太郎訳、みすず書房、2011.6
『名もなき人たちのテーブル』田栗美奈子 ……
マイケル・オンダーチェさんが誕生してから、81年と71日が経過しました。(29656日)