ジル・ペイトン・ウォルシュJill Paton Walsh
作家[イギリス]
1937年 4月29日 生
2020年 10月 死去享年84歳
ジル・ペイトン・ウォルシュ(Jill Paton Walsh、1937年4月29日 - 2020年10月19日)は、イギリスの小説家。
略歴=
1937年、ロンドン北部のフィンチリーに生まれる。
オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジ(St Anne's College)を卒業後、1959年より教員生活に入る。
1961年、アンソニー・ペイトン・ウォルシュ(Anthony Paton Walsh)と結婚。
翌年教員を辞めて、作家としての活動を始める。
歴史小説や児童文学を得意とする。
自費出版したKnowledge of Angelsは1994年のブッカー賞の最終候補となった。
1993年から『ウィンダム図書館の奇妙な事件』に始まる〈イモージェン・クワイ〉シリーズ(全4作)を発表、2作目の『ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎』は英国推理作家協会(CWA)のゴールドダガー賞の候補になった。
1998年にドロシー・L・セイヤーズのピーター・ウィムジイ卿シリーズの公式続編であるThrones, Dominationsを刊行し、以降もシリーズを全4作を発表した。
著書(日本語訳のあるもの)=
『焼けあとの雑草』 Fireweed、澤田洋太郎訳、学習研究社〈ジュニア世界の文学〉、1971年、全国書誌番号:
ジル・ペイトン・ウォルシュさんが誕生してから、87年と206日が経過しました。(31983日)