生年月日データベース

海野弘うんのひろし

美術評論家[日本]

1939年 7月10日 生 (満85歳)

海野 弘(うんの ひろし、1939年7月10日 - 2023年4月5日)は、日本の評論家。
世紀末芸術などに関する多くの著書がある。
本名は中村 新珠(なかむら あらたま/しんじゅ)。
来歴= 東京都出身。
幼少の一時期、母の故郷の青森県脇野沢村(現在のむつ市)に住む。
1962年、早稲田大学第一文学部ロシア文学科を卒業。
平凡社に入社、『太陽』編集に関わり、1976年から編集長を務めた。
在職中、当時ほとんど評価されていなかったアール・ヌーヴォーに注目し、1968年に処女作『アール・ヌーボーの世界』を刊行。
退社独立後は幅広い分野で著述活動を行い、アール・デコの再評価、都市論、文学、音楽、映画、ファッション史などに加え、小説作品も手掛けた。
1995年『江戸ふしぎ草子』で斎藤緑雨賞受賞。
2023年4月5日、多摩市の病院で虚血性心不全の為死去。
83歳没。
著作= 『アール・ヌーボーの世界 : モダン・アートの源泉』造形社、1968年10月5日。
NDLJP:2517495。
 中公文庫、1987年、のち改版 『空間の神話学-玩具・庭園・劇場』(造形社、1971年) 『装飾空間論 かたちの始源への旅』(美術出版社、1973年) 『世紀末のイラストレーターたち』(美術出版社、1976年) 『日本のアール・ヌーヴォー』(青土社、1978年) 『都市の神話学 一九二〇年代の影』(フィルムアート社、1979年) 『四都市物語 ヨーロッパ・1920年代』(冬樹社、1979年、新版1990年) 『世紀末美術の世界』(美術出版 ……

海野弘さんが誕生してから、85年と135日が経過しました。(31181日)

推定関連画像