馬場錬成ばばれんせい
科学ジャーナリスト[日本]
1940年 11月9日 生 (満84歳)
馬場 錬成(ばば れんせい、1940年11月9日 - )は、科学ジャーナリスト。
元読売新聞論説委員、元東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営研究科教授。
認定NPO法人21世紀構想研究会理事長。
読売新聞社社友、東京都出身。
人物=
東京理科大学理学部卒業。
読売新聞社で社会部、科学部、解説部記者などを務め、2000年まで論説委員。
記者時代には、東京都と神奈川県の間を流れる多摩川でのカムバック・サーモン運動の起ち上げで中心的な役割を果たした。
1979年、テムズ川に鮭を呼び戻すことを目標に掲げて川の浄化運動をしていることを書いたイギリスの新聞記事に接して、馬場は、東京でも似たことができないかと考えた。
馬場は専門家や地方自治体の関係者に相談して、1981年2月に支流野川での試験放流にこぎつけた。
その年の秋に「多摩川にサケを呼ぶ会」を結成し、10月に読売新聞で記事にしたところ、大きな反響があり、多くの寄付金と参加者を得て、サケの稚魚飼育と放流を実施できるようになった。
1984年から試験放流されたサケと思われる個体が何例か多摩川に遡上したが継続しなかった。
房総半島の栗山川での放流事業成功の報道に接して、南限河川の利根川よりさらに南にあり多摩川とほぼ同緯度の栗山川でのサケの回帰が実現したことから、多摩川でも回帰するはずとして稚魚放流を続けた。
しかし、栗山川上流では平安時代に起源をもつ山倉大神の鮭祭りが長年にわた ……
馬場錬成さんが誕生してから、84年と12日が経過しました。(30693日)