小田部羊一こたべよういち
アニメーター[日本(台湾)]
1936年 9月15日 生 (満88歳)
小田部 羊一(こたべ よういち、1936年9月15日 - )は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー。
公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団評議員。
アニメーター・銅版画家の奥山玲子は妻。
来歴=
日本統治時代の台湾・台北州台北市に生まれる。
小学校教員の父は、油彩を嗜んでいた。
幼少時より『ポパイ』や『桃太郎の海鷲』・『くもとちゅうりっぷ』などのアニメーション映画に親しんで育つ。
日本の敗戦後、家族とともに日本に引き揚げ、奈良市・新潟市・日立市を移り住む。
帰国後は手塚治虫(『新宝島』『ロストワールド』)や小松崎茂・山川惣治の作品に惹かれて頻繁に模写し、『せむしのこうま』『白雪姫』といった外国のアニメーション映画にも接する。
中学生の頃に弟の油彩画の方が出来がよかったことから、線画や水彩画を描くようになる。
「漫画の修行」になると考え、東京芸術大学日本画科に進学する。
1958年に公開された東映動画(現・東映アニメーション)の『白蛇伝』を見て衝撃を受け、東映動画の定期採用に応募して合格し(ただし一次は不合格で二次募集)、1959年4月に入社する。
東京芸大は専門科(現在の研究科)に残る声もかかっていたが、それを断っての就職だった。
入社年に公開された『少年猿飛佐助』では楠部大吉郎の班で動画を務める。
『安寿と厨子王丸』では原画補の奥山玲子のセカンドとして指導を受けた。
『わんぱく王子 ……
小田部羊一さんが誕生してから、88年と67日が経過しました。(32209日)