ジュリアン・グラックJulien Gracq
作家[フランス]
1910年 7月27日 生
2007年 12月22日 死去享年98歳
ジュリアン・グラック(Julien Gracq、本名:ルイ・ポワリエ、1910年7月27日 - 2007年12月22日)は、フランスの作家。
長く高校教師を務めつつ創作を続け、小説と批評、そしていくつかの詩を著した。
アンドレ・ブルトンのシュルレアリズムとドイツ・ロマン主義のノヴァーリスやフリードリヒ・ヘルダーリンの深い影響を受け、幻想的な作風は彼が偏愛を公言したドイツのエルンスト・ユンガーに近いとも言われた。
1951年のゴンクール賞に選定されたが、受賞を拒否した。
2007年12月22日、アンジェにて97歳で死去した。
生涯=
グラックは1910年、フランス北西部メーヌ=ロワール県のロワール川下流の街、サン=フローラン=ル=ヴィエイユで生まれた。
一家は地主であり、両親は小間物商も営んでいた。
10歳年上の姉がおり、姉は地方公務員として働きながら生涯独身だったグラックを支えた。
1921年、ナントの名門校リセ・クレマンソーの寄宿生となり、エドガー・アラン・ポー やスタンダールなどを耽読した。
1928年にはパリの名門リセであるアンリ四世校に入学し、1930年には高等師範学校に入学した。
1934年には、地歴の高等教育教授資格を取得する。
パリでの学生時代に、専攻であった地理学、『パルジファル』をはじめとするワーグナーのオペラ、アンドレ・ブルトンを中心とするシュルレアリスムの作品などに親しみ、のちの人生につながる大きな影響を受けた。
グラックは、兵役 ……
ジュリアン・グラックさんが誕生してから、114年と117日が経過しました。(41756日)
亡くなってから、16年と335日が経ちました。(6179日)
35577日間 生きました。