中島昭和なかじまあきかず
フランス文学者[日本]
1927年 10月18日 生
2013年 死去享年87歳
中島 昭和(なかじま あきかず、1927年 - 2013年)は、日本のフランス文学者。
中央大学名誉教授。
生涯=
埼玉県生まれ。
松本高等学校文科を経て、1951年東京大学仏文科卒業。
1998年まで中央大学教授。
人物=
妻はフランス文学者の中島公子、長女はエッセイストの中島さおり、二女は作家の中島京子。
ヌーヴォー・ロマンの翻訳を多くおこなった。
志摩三平の名で短歌も詠んだ。
晩年はアルツハイマー型の認知症を患い、二女京子の小説『長いお別れ』の下敷きとなった。
著書=
『風なかに佇つ 志摩三平歌集』(中島昭和) 1999.10
『見える目の困惑 評論・随想・紀行』(武蔵野書房) 2001.3
共著=
『初歩のフランス語要覧』(土居寛之, 坪井一共著、朝日出版社) 1967.5
『スタンダードフランス語講座 8 文学鑑賞』(中島公子, 鈴木康司共著、大修館書店) 1972
翻訳=
『蕩児の帰宅 / 愛の試み』(アンドレ・ジイド、角川文庫) 1961
『黄色い犬』(ジョルジュ・シムノン、角川文庫) 1963
『原初の情景』(ベルナール・パンゴー、白水社) 1968
『現代の教養』(アンドレ・モロワ、角川文庫) 1968
『段階』(ミシェル・ビュトール、竹内書店) 1971
『アンドレ・ジィド=ロジェ・マルタン・デュ・ガール往復書簡』全4巻(ジャン・ドレ編、鈴木重生共訳、みすず書房) 1971 - 1974
『自由フランスの歴史』(アンリ・ミシェル、白水社、文庫クセジュ) 1974
『半島』(ジュリアン・グラック、中島公子共訳、白水 ……
中島昭和さんが誕生してから、97年と35日が経過しました。(35464日)