森禮子もりれいこ
作家、劇作家[日本]
1928年 7月7日 生
2014年 3月28日 死去膵臓がん享年87歳
森 禮子(もり れいこ 1928年7月7日 - 2014年3月28日)は小説家・劇作家。
芥川賞作家。
概略=
クリスチャンで独身。
福岡市大円寺町(現・唐人町)生まれ。
福岡県立福岡高等女学校(現・福岡県立福岡中央高等学校)卒業。
1947年、西南学院バプテスト教会にて受浸(バプテスマ)。
1949年まで西南学院大学図書館に勤務。
1950年、第3期九州文学に参加し、処女作『レエヌのある風景』を発表。
NHK福岡放送局作家グループのメンバーとなり、放送作家としても活動する。
27歳の時に上京して『文芸首都』に入り、北杜夫、なだいなだ、佐藤愛子らと交際。
小説「鎮魂曲」が「婦人朝日」の懸賞小説に入選。
1963年、「未完のカルテ」で女流新人賞次席。
その後、放送作家として台本を書く。
新劇に熱中し、劇団現代その他のサークルに7 - 8本の戯曲を書く。
ラジオ、テレビの脚本も手掛ける。
1976年に「遊園地暮景」で新潮新人賞候補。
しかし十二指腸潰瘍を患い、医師から「切るか、放送作家をやめるか」と迫られて小説家に転向。
国際結婚した姉が住む米国の小さな町に1ヵ月滞在。
その時の見聞から1980年『モッキングバードのいる町』で第82回芥川賞受賞。
遠藤周作・遠山一行と共に日本キリスト教芸術センターを設立した。
2014年3月28日、膵臓癌のため福岡県志免町の病院で死去。
85歳没。
著作=
愛と迷いと 現代作家の模索する人間像 コンコーディア社 1974
モッキングバード ……
森禮子さんが誕生してから、96年と137日が経過しました。(35201日)
亡くなってから、10年と238日が経ちました。(3891日)
31310日間 生きました。