杉村升すぎむらのぼる
脚本家[日本]
1948年 6月28日 生
2005年 2月25日 死去享年58歳
杉村 升(すぎむら のぼる、1948年6月28日 - 2005年2月24日)は、日本の脚本家。
来歴=
脚本家・小川英に師事し、1974年に杉村のぼる名義で『太陽にほえろ!』で脚本家デビュー。
以降師である小川と連名ながらも時代劇・刑事ドラマ・アニメで数々の作品を執筆。
テレビアニメ『ルパン三世』(第2シリーズ)で初めて単独クレジット。
1987年より杉村升名義に改名。
1980年代半ば以降は、活動のメインを東映制作の特撮作品を中心に活躍。
1985年『スケバン刑事』でメインライターを初担当。
その後はゲームのシナリオを主な活動の場としCAPCOM『鬼武者』シリーズ(『鬼武者』『鬼武者2』『鬼武者3』まで)、バイオハザードシリーズ(『バイオハザード2』以降)のメインライターを務めヒットさせた。
株式会社フラグシップ設立主要メンバーの一人である。
脚本家の荒木憲一、中野睦、元作家の有賀博之は杉村に師事していた。
2005年2月24日、56歳で急性心不全により急逝。
エピソード=
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』でメインライターを務めたが、当時カプコンの岡本吉起の息子がジュウレンジャーにハマっており、このことがきっかけでカプコンのゲームシナリオに参加することになった。
杉村のゲームシナリオのライター時代の年収は1億円ほどだったという。
酒豪として知られており、葬儀での遺影もウイスキーを片手にしたものであった。
日本で初めてワープロで原稿を書いた脚本家 ……
杉村升さんが誕生してから、76年と146日が経過しました。(27905日)
亡くなってから、19年と269日が経ちました。(7209日)
20696日間 生きました。