生年月日データベース

花輪和一はなわかずいち

漫画[日本]

1947年 4月17日 生 (満77歳)

花輪 和一(はなわ かずいち、1947年4月17日 - )は、日本の漫画家。
北海道在住。
1970年からイラストレーターとして活躍し、『月刊漫画ガロ』1971年7月号掲載の『かんのむし』で漫画家としてデビュー。
伊藤彦造ら大正モダニズムの影響の濃い画風が特徴。
初期にはエログロナンセンス的作風で猟奇的な物語を、活動中期以降は主に平安〜室町時代の日本を舞台にした怪奇かつファンタジー色が強く宗教的救済をテーマとした物語を、緻密で濃厚なタッチで描いている。
ベースとなるテーマが人間の「業」である作品が多い。
人物= 埼玉県大里郡寄居町出身。
中学生になってから伊藤彦造などによる絵物語の挿絵に大きな影響を受け、絵を描くことへ没頭するようになる。
かねてから義父との折り合いが悪いこともあり中学校を卒業後に上京、工場に務めながら雑誌の挿絵を描いていた。
やがて「ガロ」に掲載されたつげ義春の『ねじ式』に刺激を受けて漫画を投稿し入選。
当時は自ずと湧き出る憎悪を漫画にぶつけていたという。
丸尾末広と並ぶ「耽美系」「猟奇系」作家と称されるようになる。
デビューから数年後に休筆したが、ある新雑誌の創刊で依頼が来たのをきっかけに、中世の日本を舞台にした怪奇ファンタジーを描くようになり、次々と傑作を世に送り出す。
しかし1994年12月11日、銃好きやメカ好きが高じて改造モデルガンや故障した拳銃を修理した物、ライフル銃と実弾116発 ……

花輪和一さんが誕生してから、77年と219日が経過しました。(28343日)