小川鼎三おがわていぞう
解剖学者[日本]
1901年 4月14日 生
1984年 4月29日 死去享年84歳
小川 鼎三(おがわ ていぞう、1901年4月14日 - 1984年4月29日)は、日本の解剖学者・医史学者。
東京大学名誉教授。
日本学士院会員。
元日本医史学会理事長。
大分県出身。
人物=
1901年、大分県杵築町で生まれる。
三高、東京帝国大学医学部卒業。
東北帝国大学助教授、東京帝国大学助教授、1944年教授。
東京大学教授を62年に定年退官、名誉教授、順天堂大学教授、順天堂大学医学部医史学研究室を創設した。
1934年、医学博士(東北大学)(学位論文:「水棲哺乳動物の中枢神経系に関する知見補遺 (独文)」)取得。
1951年「小細胞性赤核の機能解剖学研究」で日本学士院賞受賞。
1964年『医学の歴史』で毎日出版文化賞受賞。
1966年日本学士院会員。
脳比較解剖学・医学史の大家で、日本の脳解剖と医学史の発展に貢献した。
特に鯨類比較解剖学の権威であり「クジラ博士」とも通称された。
また雪男への強い関心を持ち、エベレストへの雪男捜索登山隊を結成するなど幅広い活動を行った。
昭和59年(1984年)4月29日、順天堂医院で死去、享年83。
著作=
「水棲哺乳動物の中枢神経系に関する知見補遺 (独文)」東北帝大へ提出した学位論文 1934
『脳幹の解剖学』創元社 1948
『鯨の話』中央公論社、1950年。
小川鼎三さんが誕生してから、123年と221日が経過しました。(45147日)
亡くなってから、40年と206日が経ちました。(14816日)
30331日間 生きました。