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灘本昌久なだもとまさひさ

教育学者[日本]

1956年 4月6日 生 (満68歳)

灘本 昌久(なだもと まさひさ、1956年4月6日 - )は、日本の教育学者。
京都産業大学文化学部教授。
差別問題、近現代史を専門に研究している。
京都大学文学部史学科卒業、大阪教育大学大学院教育学研究科修了。
教育学修士(大阪教育大学)。
2000年から2004年まで京都部落問題研究資料センター所長。
経歴= 兵庫県神戸市にて、百貨店勤務のサラリーマンの家庭に生まれ、小学校2年から千里ニュータウンで育つ。
本人は被差別部落の外に生まれ育ったが、父方も母方も祖父母の代までは被差別部落出身。
父方の祖父の灘本忠左衛門は故郷の精道村(現在の芦屋市)に顕彰碑が建っている融和事業家であり、母方の祖父の今西今治郎は大阪の豊中水平社の創立者である。
しかし当人は「部落問題の部も無いような生活で、家では金銭的苦労も物質的苦労も精神的にも不和で困るようなこともなく、高度経済成長の中で資本主義のいいとこだけを吸って生きてきた人間」と名乗っている。
大阪府立豊中高等学校在学中は新左翼運動に傾倒、狭山闘争を中心に部落解放運動に関わりだしてから祖先が被差別部落民であることを知る。
また、1970年代半ばには、部落解放同盟から「差別映画」と呼ばれた今井正監督作品『橋のない川』の上映阻止運動に関わったが、当時の灘本はこの作品を観たこともないまま付和雷同的に上映阻止を叫んでおり、後年、この作品を実際に観て「あまりに想像とちがって、 ……

灘本昌久さんが誕生してから、68年と229日が経過しました。(25066日)

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