伊武雅刀いぶまさとう
俳優[日本]
1949年 3月28日 生 (満75歳)
伊武 雅刀(いぶ まさとう、1949年〈昭和24年〉3月28日 - )は、日本の俳優、声優、ナレーター。
東京都中野区野方出身。
来歴=
1949年に東京都で生まれ、旧日本国有鉄道職員だった父の転勤に伴い、当初は茨城県水戸市近く、その後は土浦市の官舎で暮らす。
父は出世が早く伊武が小学1年生の時に助役になった。
父は「これなら独立してもやっていける」と日本国有鉄道退職後は水商売を始めてほとんど家に帰らず、それを見かねた母方の祖父が家族と同居。
小学1年生の終わりに東京都中野区野方に転居。
私立東邦高等学校に進む。
映画スターに憧れ、新聞で目にしたNHK名古屋放送局制作のテレビドラマ『高校生時代』(後の『中学生日記』)のオーディションを受け、同ドラマの1967年度放送分に森本レオと共に出演した(森本もこのドラマで俳優デビューしており親交が深い)。
これが転機となり、本格的に俳優を志すため同校を中退して東京へ戻り、現代演劇協会付属現代演劇研究所「劇団雲」に入団。
しかし1年で同劇団を“ドロップアウト”し、今度は俳優小劇場の養成所に入るもこちらも半年で辞めてしまう。
この当時、「君は声はいいけれど、声だけだな」と評価されるなど、声の魅力は弱冠20歳にして認められるものがあった。
その後、仲間と新たに旗揚げした劇団に移る。
この頃はトイレ風呂共同の3畳一間に住んだり、痔を患いながら日雇いの工事現場で廃材を運ぶ肉体労働で ……
伊武雅刀さんが誕生してから、75年と240日が経過しました。(27634日)