石川文洋いしかわぶんよう
写真家、ジャーナリスト[日本]
1938年 3月10日 生 (満86歳)
石川 文洋(いしかわ ぶんよう、1938年3月10日 - )は、日本の報道写真家。
父は作家の石川文一。
経歴・人物=
沖縄県那覇市首里鳥堀に生まれる。
5歳の時に家族で沖縄から本土へ移る。
千葉県育ち。
東京都立両国高等学校定時制卒業後、毎日映画社に勤務。
26歳の時、世界無銭旅行を夢見て沖縄から貨物船に乗り香港に上陸したものの、泊まる宿も仕事もない状態であった。
江頭数馬毎日新聞香港支局長の手配したアパートにて数日間の保護を受けた後、同氏の骨折りによりファーカススタジオに紹介を受け勤務。
1965~68年、ベトナム共和国の首都サイゴン(当時)に滞在し、フリーでベトナム共和国軍、アメリカ軍に従軍し、戦場取材をおこなった。
1969年から朝日新聞社出版局写真部勤務。
1984年から再度フリーに。
その間、1972年には戦時下の北ベトナムを初取材。
1979年、カンボジア大虐殺を取材し、『大虐殺』(朝日ソノラマ)を刊行。
1990年、日本ジャーナリスト会議(JCJ)特別賞を受賞。
1994年、ボスニア・ヘルツェゴビナ(首都サラエボ)、ソマリアを取材。
2002年、アフガニスタンを取材。
2005年、ベトナム政府から文化通信事業功労賞を受賞。
ベトナム戦争の従軍取材による多数の報道写真で知られるが、撮影対象のジャンルは広範囲に渡り、各国の紛争地帯での撮影のほか、人びとの日常生活、肖像写真、舞台芸能(琉球舞踊)の写真なども撮影している。
ベトナ ……
石川文洋さんが誕生してから、86年と256日が経過しました。(31668日)