山田和子やまだかずこ
翻訳家[日本]
1951年 3月6日 生 (満73歳)
山田 和子(やまだ かずこ、1951年 - )は、日本のSF編集者、翻訳家、評論家。
略歴=
福岡県北九州市生まれ。
慶應義塾大学文学部独文学専攻中退。
『季刊NW-SF』誌の編集長としてJ・G・バラード等の紹介に努める。
また、SF翻訳者、SFにおけるフェミニズムの論客としても活躍。
長く科学技術関係の編集に携わり、この分野でも訳書がある。
上記NW-SF時代に、創刊者の山野浩一から将棋を教わったところ、たちどころに上達。
1977年に、女流アマ名人戦で優勝。
70年代は、将棋の女性アマチュア強豪としても有名であった。
山野浩一が主宰したNW-SFワークショップでは、「囲碁・将棋部」の活動が盛んであり、山田は当時、松岡正剛と囲碁を打ったこともあるという。
訳書=
『時は乱れて』(フィリップ・K・ディック、サンリオSF文庫) 1978.7、のちハヤカワ文庫
『幻影の都市』(アーシュラ・K・ル=グイン、サンリオSF文庫) 1981.7、のちハヤカワ文庫
『氷』(アンナ・カヴァン、サンリオSF文庫) 1985.2、のちパジリコとちくま文庫で再刊
『夜の言葉』(アーシュラ・K・ル=グイン、サンリオSF文庫) 1985.10、のち岩波書店・同時代ライブラリー 1992.5
のち改題『夜の言葉 ファンタジー・SF論』(岩波現代文庫)2006.5 ISBN 4-00-602102-X
『ミステリー・ウォーク volume.1』(ロバート・R・マキャモン、福武書店) 1990.12 ISBN 4-8288-4014-1、のち福武文庫、創元推理文庫
『ミステリー・ウォーク volume.2』(ロバート・R・ ……
山田和子さんが誕生してから、73年と261日が経過しました。(26924日)