ハロルド・ラスウェルHarold Lasswell
政治学者[アメリカ]
1902年 2月13日 生
1978年 12月18日 死去享年77歳
ハロルド・ドワイト・ラスウェル(Harold Dwight Lasswell、1902年2月13日 - 1978年12月18日)は、アメリカ合衆国の政治学者。
20世紀の中葉におけるシカゴ学派の重鎮で、行動論主義の創始者。
政治コミュニケーションの研究で知られる。
主にイェール大学で教鞭を執った。
ハロルド・ラズウェルとも表記される。
学説=
政治的無関心の三類型
詳細は「政治的無関心」を参照
ラスウェルによれば、現代人の政治的無関心は以下のように分類できる。
無政治的無関心 ……仕事や娯楽を優先しており、政治には関心を抱いていない状態。
狭義の政治的無関心。
反政治的無関心 ……宗教的な理由などにより、積極的に政治との関わりを避けようとする状態。
脱政治的無関心 ……かつては積極的に政治に参加していたが、挫折や幻滅を味わったことで政治から離脱している状態。
この理論は、デイヴィッド・リースマンによる二類型と併せて参照されることが多い。
政治家と権力
『権力と人間』にて提唱された理論。
政治家が権力を追求する理由は何か、という疑問への解答の一つ。
ラスウェルによれば、政治家は幼少期に、権力に関する嫌な出来事を経験している。
そのため過去の嫌な記憶の反動として、権力を志向するようになるのだという。
ジークムント・フロイトの精神分析の影響があり、シカゴ大学では精神科医ハリー・スタック・サリヴァンと共同研究をしていたことが知られている。< ……
ハロルド・ラスウェルさんが誕生してから、122年と281日が経過しました。(44842日)
亡くなってから、45年と339日が経ちました。(16775日)
28067日間 生きました。