ポール・ラザースフェルドPaul Lazarsfeld
社会学者[アメリカ]
1901年 2月13日 生
1976年 8月30日 死去享年76歳
ポール・ラザースフェルド(Paul Lazarsfeld, 1901年2月13日 - 1976年8月30日)は、アメリカ合衆国の社会学者。
コロンビア大学応用社会調査研究部門(英語: Bureau of Applied Social Research)の長として、定量的調査の発展をリードしたし、アメリカ社会学会の会長も務めた。
コミュニケーション研究の学祖と評されている。
研究内容=
ラジオ聴取研究=
ラザースフェルドの研究は多岐に渡ったが、最も重要なものの一つとして1940年代のラジオ研究が挙げられている。
1937年、ロックフェラー財団の支援でラジオ研究は開始した。
ラザースフェルドはその研究プロジェクトの総括責任者に選ばれ、A. H. キャントリル、F. スタントンが補佐をした。
その研究内容は、ラジオ番組の聴取者の日常的接触実態を明らかにするのみにとどまらず、クイズ番組やソープオペラの愛好者研究、実況放送形式で脚色された「火星人の襲来」ドラマ放送の聴取者のパニック反応研究、戦時国債の販売促進のためのマラソン・ラジオキャンペーン放送研究なども扱い、後世の利用・満足研究の先駆けとなったとされる。
ラザースフェルドの行ったラジオ聴取研究は、マス・コミュニケーション研究の一部である「オーディエンス論」の初期の代表的な研究であるとされる。
また、吉見俊哉はラジオ聴取研究について、当時の主流であった第二次世界大戦中のプロパガンダ研究を、宣伝研究と結びついたマス・コミュニケーション研究へと変化さ ……
ポール・ラザースフェルドさんが誕生してから、123年と281日が経過しました。(45207日)
亡くなってから、48年と83日が経ちました。(17615日)
27592日間 生きました。