高橋章たかはしあきら
造形デザイナー[日本(中国)]
1938年 2月11日 生 (満86歳)
高橋章(たかはし あきら、1938年2月11日 - 2023年2月10日)は、日本の美術造形家、映画美術監督。
来歴=
1938年(昭和13年)2月11日、満洲国(遼寧省)に生まれる。
父親は日本郵船の大阪支店長を務めており、満州は父親の赴任先であった。
終戦後は姫路で暮らした。
もともとは絵描き志望だったという。
1965年(昭和40年)、学生時代に大映初の怪獣映画『大怪獣ガメラ』(湯浅憲明監督)の特撮現場にアルバイトとして参加。
「操演スタッフ」としてミニチュアの操演や破壊の撮影に従事する。
この『ガメラ』の美術スタッフには、八木正夫・三上陸男・村瀬継蔵・鈴木昶らがいた。
同年、八木は三上や村瀬、鈴木らこの時集まったメンバーとともに、造形会社「エキス・プロダクション」を創設。
1966年(昭和41年)、東宝の怪獣映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(福田純監督)に特撮美術スタッフとして参加。
東映で『黄金バット』(佐藤肇監督)に前澤範とともに参加するが、現場の方針が合わず、二人とも3日ほどで現場を離れる。
1967年(昭和42年)、松竹映画初の怪獣映画『宇宙大怪獣ギララ』(二本松嘉瑞監督)に特撮美術スタッフとして参加。
この他、アルバイトであちこちの映画の現場に関わる。
1969年(昭和44年)、東宝映画『緯度0大作戦』(本多猪四郎監督)で、エキスプロのスタッフや前澤範とともに怪獣「グリフォン」、「大ネズミ」を数体作った。
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高橋章さんが誕生してから、86年と283日が経過しました。(31695日)