稲垣真美いながきまさみ
ノンフィクション作家[日本]
(別名義・稲垣太瑚)
1926年 2月8日 生 (満98歳)
稲垣 真美(いながき まさみ、1926年2月8日- )は、日本のノンフィクション作家、評論家。
美学、プラトンを専攻。
2012年、筆名を稲垣太瑚に変更した。
日本文芸家協会、日本ペンクラブ各会員、全日本国際酒類振興会会長。
来歴=
京都府八幡町(現八幡市)生まれ。
浄土宗の仏教学者を父にもち、幼時から少年時まで京都・鴨川沿いで育つ。
当時の木内重四郎京都府知事の構想で、大正7年実験的に特殊な英才教育を実施した京都府立師範学校附属小第二教室で学んだ。
第一高等学校 (旧制)を経て東京大学文学部美学美術史学科卒。
1955年、同大学院修士課程修了。
1965年「苦を紡ぐ女」で直木賞候補。
「花粉になった女」で岸田戯曲賞候補。
学習院女子短期大学、佛教大学講師を務めた。
反戦平和運動や、酒に関する随筆が多い。
愛酒家としても知られ全国酒類コンクールを主宰。
歌人としても「橄欖」「潮音」同人として活躍し、とくに新象徴派の一人として知られている。
1996年に岩波書店より刊行した稲垣の著書『ワインの常識』に対し、その記述がでたらめであるとしてその間違いを指摘した本『岩波新書「ワインの常識」と非常識』(山本博、人間の科学社、1997)が刊行された。
尾崎翠の全集の編纂者でもある。
2011年には、稲垣が預かっていた尾崎翠の書簡の一部が古書店などで売買された事件があり、それを報じた尾崎翠フォーラム実行委員会代表らを名誉棄損 ……
稲垣真美さんが誕生してから、98年と286日が経過しました。(36081日)