有沢正子ありさわまさこ
女優[日本]
1937年 1月16日 生 (満87歳)
有沢 正子(ありさわ まさこ、1937年1月6日 - )は日本の女優。
本名は篠山正子。
大映時代は山内敬子を名乗る。
来歴=
東京市渋谷区千駄ヶ谷生まれ。
疎開先の栃木県足利市に育ち、栃木県立足利女子高等学校を1956年に卒業。
在学中、シオノギのポポンSのCMに出演、ミス松竹に選ばれ松竹に入社。
1957年、木下惠介監督の『喜びも悲しみも幾歳月』で高峰秀子と佐田啓二の娘役でデビュー。
大スター高峰そっくりの美貌が注目される。
以降、松竹映画で活躍。
1960年、大映に入社。
社長の永田雅一が所有する大毎オリオンズのトップスター山内一弘にちなみ、山内敬子に改名。
いくつかの映画に出演するが、翌1961年に大映を退社し、芸名を有沢正子に戻す。
その後はTVの昼メロなどテレビドラマで活躍。
1968年以降は映画出演を再び始めたが、1977年からは銀座のバー経営に専念するようになる。
1961年に結婚し、一女をもうけるが、後に離婚。
娘の篠山葉子も女優になり、1980年代に活動。
1986年に木下惠介監督自身でリメイクした『新・喜びも悲しみも幾歳月』に母と同じ燈台守の娘役で出演したが、のちに芸能界を離れている。
主な出演作品=
映画=
喜びも悲しみも幾歳月(1957年、松竹、DVD発売) - キネマ旬報ベストテン第3位
風前の灯(1957年、松竹、DVD発売)
白い炎(1958年、松竹)
若い広場(1958年、松竹)
恐怖の対決(1958年、松竹)
花嫁の抵抗(1958年、松竹)
花は嘆かず 第一 ……
有沢正子さんが誕生してから、87年と310日が経過しました。(32087日)