桂紅雀かつらこうじゃく
落語家[日本]
1971年 5月15日 生 (満53歳)
桂 紅雀(かつら こうじゃく、1971年5月15日 - )は滋賀県滋賀郡志賀町出身の落語家。
本名∶大江 一夫。
所属事務所は米朝事務所。
来歴=
幼少期は当時の志賀町小野地区で育ち、真野川で魚を捕ったりして遊んでいた。
芥川龍之介の小説『芋粥』に地元の高島が登場することや史跡の存在を知るようになって、湖西地区出身であることに誇りを持てるようになったという。
滋賀県立高島高等学校を経て酪農学園大学に進む。
大学時代は落語研究会に所属した。
2代目桂枝雀の落語を聞き、「登場人物が絵で浮かんでくる」と感嘆して、1995年夏より弟子入りを志願し、枝雀の全国の公演会を追い続けた。
紅雀によると、最初の大阪府四條畷市では会えず、青森県弘前市で初めて楽屋で面会し、千葉県市川市での楽屋で枝雀の落語の感想を提出するように指示されたという。
大学中退後、1995年9月18日に入門を許され、枝雀の最後の弟子となる。
枝雀が弟子を取るのは桂む雀以来14年ぶりで、それまですべての弟子を住み込みの内弟子としていた枝雀も「学校のような型で」弟子を育てたいと、当初は通い弟子とした。
しかし、まもなく住み込みに変えている。
とはいえ、3代目桂南光の証言では、紅雀に対してはそれまでの「一言一句」の細かい指導ではなく、教えたのとは違う演じ方をしても「あのほうがおもしろいから」とそのままにしていたという。
翌1996年4月の安井金比羅会館「米朝落語研究 ……
桂紅雀さんが誕生してから、53年と192日が経過しました。(19550日)