原田英代はらだひでよ
ピアニスト[日本]
1958年 4月27日 生 (満66歳)
原田 英代(はらだ ひでよ)は、山口県防府市出身の日本のピアニストである。
ドイツと日本を拠点に活動する。
来歴・人物=
東京芸術大学音楽学部、同大学院で松浦豊明に師事した後渡欧した。
シュトゥットガルト音楽演劇大学、ウィーン国立音楽大学で学び、その後モスクワ音楽院のヴィクトル・メルジャーノフ教授のもとで研鑚を積んだ。
1984年にジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門で最高位を、1991年にシューベルト国際ピアノコンクールで第1位を、同年にウィーン現代音楽コンクールで第2位を獲得した。
1993年の第1回ラフマニノフ国際ピアノコンクールでは、旧西側参加者の中で唯一入賞し、2つの特別賞を受賞した。
1999年に第5回エネルギア音楽賞(中国電力協賛)を、2001年に山口県芸術文化振興奨励賞を受賞した。
2001年から2005年まで秋吉台音楽ゼミナールの音楽監督を務めた。
国際コンクールの審査員を務めるほか、ラインガウ音楽祭、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭などの国際的な音楽祭に招かれ、日本、ドイツ、ギリシャではマスタークラスを定期的に開催する。
2014年に「ロシア・ピアニズムの贈り物」(みすず書房)を刊行、メルジャーノフのもとでの研鑽とコンサート活動を経て得た知見を披露した。
評価=
1998年にジョルジェ・エネスク交響楽団のドイツ公演にラドゥ・ルプとダブルキャストで同行し、グリーグのピアノ協奏曲を演奏したことを契機に、 ……
原田英代さんが誕生してから、66年と208日が経過しました。(24315日)