モブ・ノリオ
作家[日本]
1970年 11月16日 生 (満54歳)
モブ・ノリオ(1970年〈昭和45年〉11月16日 - )は、日本の小説家である。
性別は男性。
経歴=
奈良県桜井市出身。
実家は400年続く旧家。
大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業、同大学大学院専攻科除籍。
学生時代に中上健次の主宰した熊野大学に参加、ここで『早稲田文学』現編集長で文芸評論家の市川真人、批評家の池田雄一と知り合う。
彼らの誘いで上京し、ニセ学生をやっていた。
家庭教師などを経て2004年、祖母の死をきっかけにして書いた小説『介護入門』で第98回文學界新人賞を受賞、同作品で第131回芥川龍之介賞受賞。
ヒップホップ的な文体で介護という現代的テーマを取り上げている事が話題となる。
人物=
文學界新人賞を受賞した際に顔写真の提出を求められ、祖父の写真を送ったところ、「これは客観的に観て、モブ様のお父様か、おじいさまのものと思われます。
こういうところは本人でないとだめです。
本人である客観性を満たし得る写真をお願いします」と即座に編集部からメールで却下されたため、祖父の写真と自分の写真を合成したものを送り、担当者に呆れられつつも掲載されたという経緯がある。
大阪のスカムロックバンド「ウルトラファッカーズ」にベース兼サンプラーとして所属していた(現在は脱退済み)。
在籍時の名前は「モブのりお」。
ペンネームの由来は、酒の席で「世の中で一番誰が強いか?」について話し合った結果、一番強いのは「大衆 ……
モブ・ノリオさんが誕生してから、54年と5日が経過しました。(19729日)