江成常夫えなりつねお
写真家、ジャーナリスト[日本]
1936年 10月8日 生 (満88歳)
江成 常夫(えなり つねお、1936年10月8日 - )は、日本の写真家。
九州産業大学名誉教授。
アメリカに住む日本人の戦争花嫁や中国残留孤児、旧満洲国、原爆など主に日本の負の遺産を撮った写真で知られる。
また近年は九州産業大学教授、ニッコールクラブ会長、ニコンサロン運営委員も務めた。
1998年、右脇の下に悪性腫瘍が見付かり、2000年5月手術を行い回復したが、現在も闘病中である。
また、この経験から、自分自身や身近にある何気ない風景にも眼を向けたテーマで写真を撮っている。
経歴=
1936年、神奈川県相模原市生まれ。
1962年、東京経済大学経済学部卒業。
毎日新聞東京本社に入社。
1974年、毎日新聞社を退社後、フリーランスとなる。
受賞歴=
1977年、日本写真協会新人賞
1981年、木村伊兵衛写真賞
1985年、土門拳賞
2002年、紫綬褒章
2010年、旭日小綬章
著作=
『ニューヨークの百家族』(平凡社、1976年)
「アサヒカメラ」別冊『花嫁のアメリカ』(朝日新聞社、1980年)
『花嫁のアメリカ』(単行本)(講談社、1981年)
『百肖像』(毎日新聞社、1984年)
『シャオハイの満州』(集英社、1984年)
『花嫁のアメリカ』(講談社文庫、1984年)
『花嫁のニッポン』(講談社、1986年)
『シャオハイの満州』(新潮文庫、1988年)
『ニューヨーク日記』(平凡社、1989年)
『まぼろし国・満州』(新潮社、1995年)
『記憶の光景・十人のヒロシマ』(新潮社、1995年)
『山河風光 相模川の四季』 ……
江成常夫さんが誕生してから、88年と44日が経過しました。(32186日)