高杉早苗たかすぎさなえ
女優[日本]
(旧芸名・清水ヒロ)
1918年 10月8日 生
1995年 11月26日 死去心筋梗塞享年78歳
高杉 早苗(たかすぎ さなえ、1918年10月8日 - 1995年11月26日)は、日本の女優。
本名は喜熨斗 弘子(きのし ひろこ)。
旧名は清水ヒロ。
夫・三代目市川段四郎との間に、長男・二代目市川猿翁(旧名:三代目市川猿之助)、次男・四代目市川段四郎、長女・市川靖子の三子。
香川照之、四代目市川猿之助は孫、五代目市川團子は曾孫にあたる。
長女の元夫は俳優の川合伸旺。
「宗方姉妹」(1950年)
来歴・人物=
浅草生まれ。
立正高等女学校(現・東京立正高等学校)在学中に父親が急死したことにより中退して働き始める。
新橋のダンスホールでダンサーをしていた昭和9年(1934年)、『オール読物』誌のミスコンテストで3位になり、その美貌を見込まれ松竹蒲田撮影所にスカウトされる。
同年『隣りの八重ちゃん』でデビュー。
高杉早苗(左)、逢初夢子(右)「隣の八重ちゃん」
一躍人気女優となり、「家族会議」「朱と緑」など多数の映画に出演。
人気絶頂の1938年(昭和13年)に三代目市川段四郎と結婚して引退。
二男一女をもうけた。
1948年(昭和23年)に映画『夜の女たち』で女優復帰。
梨園の妻として動く傍ら、脇役として多くの映画やドラマに出演した。
1995年(平成7年)11月26日、心筋梗塞のため77歳で死去。
エピソード=
夫である三代目段四郎とは遠戚にあたり、高杉の母が舞台鑑賞後に高杉と共に市川の楽屋を訪ねた際に、段四郎が惚れこみ、紆余曲折あったも ……
高杉早苗さんが誕生してから、106年と44日が経過しました。(38761日)
亡くなってから、28年と361日が経ちました。(10588日)
28173日間 生きました。