丹羽又三郎にわまたさぶろう
俳優[日本]
1934年 8月20日 生 (満90歳)
丹羽 又三郎(にわ またさぶろう、1934年8月20日 - )は、日本の俳優。
2014年よりOKエンターテイメント所属。
本名は中村 進(なかむら すすむ)。
昭和30年代後半の大映時代劇映画の主演級スター。
また昭和40年代テレビ特撮番組の悪の幹部役の怪優としても知られている。
東京市芝区芝浦町(現、東京都港区芝浦)出身。
明治学院高等学校、明治学院大学文学部卒業。
過去には太平洋テレビジョン、さむらいプロに所属していた。
来歴・人物=
冷蔵船用冷蔵庫を製作していた父の一人息子として生まれる。
大学在学中の1954年、俳優を志し、松竹音楽学校附属研究所に入り、同年7月、新東宝に入社。
中村 又三郎の芸名で、『地獄屋敷』でデビューしたのち、数本の映画に出演したが、社内事情のため、1956年に新東宝を退社する。
黎明期のテレビに活躍の場を移し、『日真名氏飛び出す』や『お役者文七 花の絵姿』といったドラマに出演しながら、1957年に大学を卒業。
1960年、田端義夫の弟の紹介で大映京都撮影所に入社し、「丹羽 又三郎」に改名。
『幽霊小判』に主演し、時代劇スターとして再出発する。
同作は低予算の白黒映画であったが、大スター市川雷蔵がカメオ出演したこともありソフト化されている。
この映画で端整な顔立ちの二枚目ながら妖しげな雰囲気をも漂わせる独特の個性で演じている。
その後はいくつかの低予算映画に主演する一方、雷蔵の『斬る』や勝新太郎 ……
丹羽又三郎さんが誕生してから、90年と93日が経過しました。(32966日)